ドラゴンスレイヤー


ガルガンの洞くつで死闘を繰り広げ、ついにドラゴンスレイヤーを手に入れた一行。
そして、莫大な賞金がかかったドラゴンのいる山の麓の町の酒場で、作戦を練っていた。
勇者「俺が奴の炎を盾で受け止めて、耐えている間に皆が一斉攻撃して、奴の注意がそれたところに、
俺のこのドラゴンスレイヤーで奴の首を一撃って感じがいいんじゃないか」
僧侶「そうだな」
盗賊「いいね」
魔術師「うむ」
勇者「じゃあ、宿屋に泊って、明日のために英気をためて、我々に祝福を!」
皆「おー!」



ドラゴンのいる山に来た。活火山らしく、火口から断続的に薄い煙が出ているのが見える。
周りは大きな岩が点在し身を隠したりもできそうだ。
空は、雲一つない快晴、まるで、栄光を約束しているかに見える。
中腹まで登り、山肌の向こうから黒い影が飛び出し、大きく近づいてくる。
勇者「奴だ、あ・・・」
勇者の頭上を越えたドラゴンのウンコが勇者に大量に降り注ぐ。




暗転



勇者「ん・・・ここは?」
僧侶「・・・教会だ」
一同「・・・」
勇者「ド、ドラゴンは?」
魔術師「・・・倒しといたから」

そして、勇者の伝説は語り継がれていくのであった





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