白馬の釣りバカ日誌
第一幕
宮廷の庭で、王子ジークフリートの成人を祝う宴が催されています。
そこに王妃が登場し、もう成人なのだから、明日の舞踏会で花嫁を選ぶように王子に告げます。
それを聞いて気が重くなった王子は、気を紛らわそうと、王妃から贈られた弓矢をもって狩りに出かけます。
第二幕
湖畔。白鳥を射ようとした王子は、白鳥が美しい娘に変わる様子を目にします。
王子に気がついた白鳥は、自分はオデット姫で、悪魔ロットバルトに白鳥の姿に変えられ、夜だけこうして人間に戻ることができると身の上を話します。
そして、この呪いを解くには、誰にも愛を誓ったことがない青年が彼女に永遠の愛を誓うことだと．．．。これを聞いた王子は、彼女を救うことを誓います。
第三幕
宮廷では舞踏会が催されています。
王妃は、王子に各国の王女の中から花嫁を選ぶように言いますが、王子は昨夜のオデット姫を忘れらることができません。
そこに、騎士に変装した悪魔が娘のオディール（黒鳥）を伴って登場します。
オデットにそっくりなオディールを見て、王子は彼女を花嫁に選び、永遠の愛を誓ってしまいます。
第四幕
湖畔では、オデットがいつまでも王子を待っていました。
そこに、ロットバルトが王子に変装して登場し、オデットは喜びました。
そして、ロットバルトがオデットの呪いを解き、悪魔の城へと導きます。
第五幕
王子もオデットも暫く幸せに暮らしていましたが、お互い相手の性格の悪さにウンザリして、二人ともお互いの城を抜け出して外の空気を吸いに行きました。
湖畔で、ばったり会った二人は、お互い追跡されていたと勘違いして、口論になります。
しかし、どうも口論の内容が要領を得ず、さらに立腹します。
その後、無言になって二人が見つめ合ったときに、二人は通じ合い衝撃が走ります。
そして、何もかも捨てて二人で逃げ出そうということになりました。
そうして、二人はさびれた漁村で貧しくもとても幸せに暮らしました。
悪魔たちは、王子の国を乗っ取りましたが、悪魔たちには国を治めることは荷が重すぎて、革命を起こされて散々な目にあったようです。
（終わり）
Based on Swan Lake
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