緑のかけら
「拓、ちょっと来い。話がある」
ヒロシ兄に俺は呼ばれた。
「実はな、俺の本当の名前はヒロ。お前の父親だ」
「ええっ。な、な・・・、なにそれ?」
「すまなかったな。拓」
「いっ、いまさら、なんだよ!」
「お前の母さんと別れてから、いろいろ・・・」
「だめだ!だめだ!だめだ!」
拓が飛び出した頃、雨が降り始めていた。
黄色いトリの続編
続編・赤い思い
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